A.実は求人に載っている時給は当てになりません。その金額が最低金額だと思って、条件の交渉をスタートしましょう。
これは多くの人が持っている、間違った認識です
労働者は、『求人に載っている時給で働かなければいけない』と思い込んでいますが、別にそんなことはありません。
マーケットは需要と供給で決まります。
会社は人がいないから求人を出しているのです。(←ここ超大事)
もし自分が経営者だったら、良い人をなるべく安く雇いたいと思うでしょう。
反対に、自分が技師だったら、できるだけ給料が良くて、やりがいのある会社で働きたいと思うでしょう。
その両者の均衡点を探るのが、『面接の場』です。
ちなみに、僕の例を話すと、交渉して時給が”2倍”になったことがあります。
1.2倍じゃなくて、2倍ですよ。 そういうことです。
求人の時給なんて、全く当てにならないとわかりますよね。
物言わぬ、従順な労働者は、経営者にとっては良いカモです。
800万円の高級車が400万円で買えるのと一緒ですから。
質問者さんに必要なのは(というか日本の全技師に必要なのは)マーケット感覚と交渉スキルです。
マーケット感覚についてはこちらの本がオススメです↓
時給の低さに絶望するのではなく、自ら行動を起こしましょう。
何事も受け身ではいけません。攻めの姿勢が大事ですからね。